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ツボカビ症 カエル、世界各地で激減 国内でも拡大の恐れ

2007.01.28(12:12)
 ペットとして飼育されたカエルが、カビの一種のツボカビに感染していたことが相次いで確認された。ツボカビ症は感染力が強く致死率も90%以上と高いため、世界各地でカエルの激減をもたらしている。カエルを絶滅から救う方法は、果たしてあるのか。【田中泰義】
 ツボカビに感染したカエルは触ってもほとんど動かなくなったり、無気力に足を動かす。ひっくり返しても元に戻らず、皮膚がはがれ、発症から2~5週間後に死ぬ。ペットの場合、治療は可能で消毒も容易だが、カエルの種類によって症状が異なり、見ただけでは分からないことも多い。
 ツボカビ症は98年、オーストラリアとパナマで初めて確認された。その後、世界各地で次々と感染例が見つかり、パナマでは2カ月間でカエルが全滅した地域もある。米国アリゾナ州では、タラフマラカエルが絶滅したという報告もある。最古の記録では、1938年に南アフリカで標本にされたアフリカツメガエルの感染例が判明している。
 ツボカビは、人を含むほ乳類、鳥類、は虫類、魚類には感染しない。感染経路は、元々ツボカビが寄生し、症状が現れないアフリカツメガエルが研究用などで世界中に輸出されてきたことや、水中で数週間生き続けられるため、ツボカビに汚染された水が観賞魚などペットとともに各地に運ばれたケースなどが考えられる。
 感染が広がると、どのような事態が起きるのか。
 カエルがいなくなると、餌にしている鳥やヘビが減り、他の動物の絶滅への連鎖を引き起こしかねない。カエルはたくさんの虫を食べるので、害虫が増えて農作物の被害拡大も予想される。また、世界最大の両生類で国指定の特別天然記念物でもあるオオサンショウウオなどへの影響も懸念される。
 国際自然保護連合(IUCN)によると、世界の両生類5743種のうち、120種が80年以降に絶滅したと推測され、1856種に絶滅の恐れがある。その原因の一つとされるツボカビを外来生物ワースト100種に位置づけ、国際的な監視を求めている。
 国内では昨年暮れ以降、宇根有美・麻布大助教授(獣医学)の調査で、東京都内の愛好家と埼玉県内のペットショップ2店で、計3件の感染が確認されている。このうち埼玉の2件は、外国産のカエルがいない状況の中で感染したと考えられ、水際で食い止めるだけでは被害拡大を防ぐのは難しい事態となっている。
 日本野生動物医学会や世界自然保護基金(WWF)ジャパンなど関係16団体は12日、緊急事態宣言を出し、政府に検疫強化や販売・流通の監視などを求めた。カエルの飼い主にも▽様子がいつもと違うと感じたら、獣医師に相談する▽野外に放さず、死がいや飼育していた水を野外に捨てない--などを呼びかけた。既に被害の出ている豪州では、両生類の輸出入検疫を強化するなどの対策に取り組んでいる。また、英BBC放送によると、パナマやコロンビアではカエルを動物園などで保護する「両生類箱船計画」が実施されている。
 羽山伸一・日本獣医生命科学大助教授(野生動物学)は「国内のどこかから感染が広がっている恐れがある。(絶滅など)最悪の事態を想定して対策を急がなくてはならない」と指摘する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070123-00000017-maip-soci
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